【日本音響学会で研究開発成果発表】
在宅介護者の負担を軽減する高齢者見守り支援のための音響工学技術
~ 『Sound Space Smart(フィート登録商標)』推進 ~
株式会社フィートは、株式会社ICおよび学校法人中央大学との共同で、在宅介護者の負担を軽減する高齢者見守り支援のための音響工学技術による研究成果を学会発表しました。
■日本音響学会研究発表会開催概要
学会:日本音響学会第150回(2023年秋季)研究発表会
期日: 2023年9月26日(火)-28日(木)
会場: 名古屋工業大学(〒466-8555 名古屋市昭和区御器所町)
■発表(3件)
1.「加速度及び角速度に基づくロバストな扉開閉動作の状態推定」
岡本怜奈(IC)、テオリン・アクセル、有光哲彦(フィート)
2.「高齢者見守り支援のための認知機能に基づくサウンドデザイン」
有光哲彦、テオリン アクセル(フィート)、岡本怜奈(IC)
3.「印象評価および生理指標に基づく体内時計を考慮した生活機能音の評価」
河原怜雄(中央大学大学院)、有光哲彦、テオリン・アクセル(フィート)、岡本怜奈(IC)、戸井武司(中央大学)
■発表内容概要
高齢化社会における医療・福祉分野への就労不⾜により、在宅介護者の負担を軽減する見守り装置の必要性が高まっています。
「扉開閉動作の推定」は、プライバシーに配慮した負担の少ない見守りを実現するための独自センシング技術の一端を担います。また、「認知機能に基づき感性を考慮してサウンドデザインした⽣活機能⾳」による独自アクチュエータ技術は、高齢者の自立を支援します。
これらの音響工学技術による研究成果を通じて、要介護者とその家族らの負担をも軽減する見守りシステムにより、介護者が就労や趣味に費やす “ゆとり” 時間を創出することで、社会課題である高齢者介護問題の解決の一助を目指します。
株式会社フィートは、今後も音声言語および音響工学技術による研究開発成果により、スローガン「Sound Space Smart」を目指してバリアフリー化を推進します。